海獣の子供 2019-06-07

監督: 渡辺歩
公開:2019-06-07/製作:2018年    old
日本
 

解説

第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた五十嵐大介の同名漫画をアニメ化した海洋冒険ミステリー。家にも学校にも居場所のない琉花は、ジュゴンに育てられた海と空の兄弟と出会い、不思議な世界に触れていく。監督は、「帰ってきたドラえもん」などのドラえもん映画や「宇宙兄弟#0」を手がけた渡辺歩。気持ちを言葉にするのが苦手な14歳の琉花の声を「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の芦田愛菜が、彼女が出会う二人の少年・海と空の声をそれぞれ「リメンバー・ミー」で主人公の吹替を務めた石橋陽彩と「トモダチゲーム」の浦上晟周が担当する。

あらすじ

中学生の琉花(声:芦田愛菜)は、自分の気持ちを言葉で表すのが苦手だった。夏休み初日、部活でチームメイトと問題を起こしてしまい、母親(声:蒼井優)と距離を置く彼女は、夏の間の居場所を失う。そこで父(声:稲垣吾郎)が働く水族館に向かい両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいたところ、魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年・海(声:石橋陽彩)とその兄の空(声:浦上晟周)と出会う。二人はジュゴンに育てられ、海は明るく純真無垢、空は何もかも見透かしているような怖さを秘めていた。彼らに導かれるように琉花は見たことのない不思議な世界に触れていく。一方、三人の出会いをきっかけに地球上では様々な現象が発生。夜空から流星が海へ堕ち、海のすべての生き物が日本に集い始める。そして巨大なザトウクジラが“ソング”とともに海の生き物たちに祭りの“本番”が近いことを伝えていく。海と空が超常現象と関係していることを知って二人を利用しようとする者が現れ、海洋学者のジム(声:田中泯)やアングラード(声:森崎ウィン)はそんな二人を守ろうとし、それぞれの思惑が交錯する。

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