13日の金曜日PART3 1983-04-29

公開:1983-04-29    old
 

解説

 前作の大量虐殺事件直後、何も知らない高校生のクリスは仲間を誘ってクリスタルレイクの別のキャンプ場に向かっていた。だが、そこには逃げのびてきた殺人鬼ジェイソンが潜んでいたのだ…。当時、一瞬だけ流行った3D映画で製作された第3弾は、水中銃や熊手など画面手前に飛び出てくる凶器を多用して、その立体効果をフルに使用した。トレードマークとなるホッケーマスクは本作から着用し、ジェイソンのスタイルを確立した作品でもある。

あらすじ

キャンプ場、クリスタル・レイクでは、殺人鬼ジェイソン(ウォリントン・ジレット。タフルあるいはその代役のスティーヴ・ダスクワイズ)が、次々に殺人を犯し最後の1人ジニー(エイミー・スティール)を追いかけ、逆にやられてしまうー以上、PART2のフィルムを流用ー。そんな猟奇事件がおこっているとも知らず、クリス(デイナ・ギンメル)はみんなを誘ってクリスタル・レイクに向かう。一行は恋人同士のアンディ(ジェフリー・ロジャース)とデビー(トレーシー・サヴェージ)、アンディのルーム・メイトのシェリー、彼のブラインド・デートの相手ヴェラ、マリファナを吸ってるヒッピー風のチリとチャックであった。その頃、近くのよろず屋の夫婦ハロルドとドナが怪人に惨殺される。湖畔の家についた一行をリック(ポール・クラッカ)が出迎える。リックはクリスの昔の恋人であった。シェリーは自分がデブなのを恥じて、悪ふざけをしては皆の注目を集めようとする。ヴェラと一緒に買い物に行き、3人のサイクル・ギャングにからまれ、あわてて逃げ出して来た。その3人、アリ、ロコ、フォックスはシェリーのあとをつけて、湖畔の家に接近、納屋にガソリンをまいて火をつけようとする。しかし、中にいたジェイソンに、フォックスとロコはくま手で刺殺され、ロコも殴られてしまう。ジェイソンの存在を知らぬ若者たちは思い思いの方法で夜を過している。ジェイソンは、まずヴェラを水中銃で狙いうちし、アンディをなたで斬殺、ハンモックに横たわっていたデビーは下からナイフで刺殺。ついで、チャックを感電死させる。1人になったチリのところに喉をかき切られたシェリーがたおれ込むが、また悪ふざけをしてと、彼女は取りあわない。そのうち、彼が本当に死んでいることに気付いたチリは逃げ出すが、まもなく真っ赤に燃えた火かき棒を胸につき刺されて絶命。残った2人のうちリックが、まずジェイソンにつかまり、強力な腕力で頭部をしめつけられて、眼球がとび出して死亡。ジェイソンに追われたクリスは納屋に逃げ込む。斧で斬りつけられても、なかなかジェイソンは死なない。やっと動かなくなったのを見てクリスは、湖のボートに乗り込む。朝が来て目覚めた彼女に湖中からジェイソンが襲いかかる。しかし、それは悪夢であった。やがて警察がやって来て、彼女を保護する。

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