恋するマドリ 2007-08-18

監督: 大九明子
脚本:大九明子
公開:2007-08-18/製作:2007年    old
日本
 

解説

初めて一人暮らしをすることになったヒロインが、運命の出逢いを重ねて成長する姿を描くラブストーリー。CMやドラマなどを手がけてきた大九明子が監督と脚本を兼任し、女優経験を活かしたキメの細かい演出でハートフルな物語を作り上げた。ヒロインを映画初主演となる新垣結衣が好演するほか、松田龍平、菊地凛子ら実力派の若手が競演。カジュアルでスタイリッシュな家具やインテリア雑貨の数々などにも注目。

あらすじ

姉との些細なけんかから、美大生のユイ(新垣結衣)は一人暮らしをすることになった。ユイにとっては期待と不安がいっぱいの新しい生活だったが、決して好調なスタートとはいかなかった。人はいいけど要領と人相の悪い引越業者、引越しそばも受け取ってくれない無愛想な隣人たち、元の部屋に忘れてしまった大切なものなど、最初から受難だらけだった。忘れ物を取りに行った元の部屋の新しい住人は、いかにも大人な感じのかっこいい女性・アツコ(菊地凛子)だった。偶然にも、アツコの元いた部屋はユイが越してきた部屋だった。その頃バイト先で、ユイの部屋のすぐ上の住人で、物静かで一途な男性・タカシ(松田龍平)と出会う。最初は取っ付きにくいところもあったが、仕事に取り組む姿勢にユイは次第に惹かれていく。そんな出逢いの中で、ユイは次第にアツコには同性としての憧れ、タカシには異性への恋心を抱き始める。しかし、アツコとタカシにもそれぞれ悩みがあった。アツコには自分の夢のために恋人がおり、まだそのことを少し引きずっていた。タカシには失踪してしまった恋人がおり、未練が残っていた。しかもそれは、ユイの部屋の前の住人、すなわちアツコのことだった。運命的な出逢いは、奇妙な三角関係に一変する。ユイはアツコの居場所をタカシに伝えるべきかどうか悩む。大好きな二人には幸せになってほしいが、二人の幸せは自分の失恋も意味している。運命の決断を迫られたユイは、ある行動をとる……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2007/2/2207

◀︎ Back