劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人3~ 2021-09-10
解説
実際にあった恐怖体験を、お笑い芸人主演で映像化するオムニバスホラー『劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~』の第3弾。いわくつきの撮影スタジオを舞台に、芸人たちが遭遇する怪異を3話構成で描く。「東京ホテイソン」のたけるとショーゴ、「蛙亭」の中野周平とイワクラ、「ザ・マミィ」の酒井貴士と林田洋平のほか、「ザ・ニュースペーパー」の松下アキラ、江野沢愛美、杉崎シュンペーターらが出演。前2作で監督・脚本などを担当した天野裕充が本作も続投する。
あらすじ
かつて撮影に臨んだ人間たちが恐れ慄いた、叫び声や怨念が染みついたこの“事故物件スタジオ”に、あなたも訪れてみませんか……?<CASE1>ある寂れた撮影スタジオで自身の恐怖体験を語る芸人・桃井啓太。収録が終わると、喫茶店でプロデューサーの井出と談笑を始める。そこで、“地元にこんな話がある”と井出が語り始めたのは、彼の地元に伝わる“八尺様”という昔話だった。そんな2人の様子を、木の陰からじっと見つめる1人の女性がいた……。<CASE2>1年後。“ある事件”がきっかけで閉鎖されたという曰くつきのスタジオを訪れる芸人コンビ、岩井紀夫と高橋明美。今一つブレイクのきっかけを掴むことができずにいた2人は、マネージャーの芦屋の勧めにより、“事故物件スタジオ”を心霊スポット中継として撮影し、動画配信する企画を目論んでいたが……。<CASE3>その“事故物件スタジオ“の謎を探るには、さらに7年ほど時間を遡る必要があった……。駆け出し芸人の大和田浩一郎は、映画撮影の制作主任を務める学生時代の同級生・小林に頼まれ、とある撮影現場に応援スタッフとして参加していた。そこで主演女優・小柴陽子から話しかけられ、彼女に一目惚れしてしまう。そんな大和田に小林は、“小柴さんはやめといたほうがいいぞ。ああ見えて、死神って呼ばれているからな…”と助言するが……。