富江 最終章 〜禁断の果実〜 2002-06-29

監督: 中原俊
脚本:藤岡美暢
公開:2002-06-29/製作:2002年    old
日本
 

解説

 かつて、25年前の若い頃に出会った富江という名の美少女に魅せられた記憶をいまだ忘れられず、娘にまで登美恵と名付けてしまった父・橋本和彦。その娘・登美恵は自分の殻に閉じこもりがちな高校生。学校ではもっぱらいじめられっ子という役回り。そんな登美恵の前に富江と名乗る美少女が現われた。左目の下にホクロのあるその少女は奔放な振る舞いで登美恵を魅了する。ほどなく二人は友だちの関係になる。ある日、富江が登美恵の家に遊びに来た。そこで初めて顔を合わせた和彦と富江。しかし、和彦が目にしたのは、まさに25年前の富江その人だった……。

あらすじ

ある日、父子家庭の孤独な女子高生・登美恵の前に、左目の下にほくろのある美少女が現れた。彼女の名前は富江。同じ名前と言う気安さから仲良くなるふたりだが、実は富江は登美恵の父・和彦が25年前に愛した初恋の人だったのである。叶わなかった初恋をやり直そうと和彦をたぶらかし、邪魔になる登美恵を殺害させようとする富江。しかし、昔と変わらぬ姿の富江が化け物だと気づいた和彦は彼女を殺害。死体をバラバラにして川へ捨てた。ところが、死んだ筈の富江は登美恵に取り入り再生を企む。そんな富江の真の恐ろしさを知った登美恵と和彦は、和彦が勤務する製氷会社で富江の死体を氷柱に閉じ込めようとするのだが、富江は再生を繰り返し執拗にふたりに迫るのだった。そして遂に、惑乱された和彦は登美恵を残し、富江と共に姿を消してしまう。しかし、登美恵は知っていた。父は富江の脅威から自分を救おうとして、自ら犠牲になったことを。だが、そうと気づきながらも富江が忘れられない彼女は、机の引き出しに富江が落として行った彼女の耳を隠し持つのだった。

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