0086笑いの番号 1981-06-13

公開:1981-06-13/製作:1980年    old
アメリカ
 

解説

 メル・ブルックスの脚本で60年代に大ヒットした、スパイ・パロディのTVシリーズを豪華に映画化。0086の暗号名で呼ばれるスマート。彼の元に、倒したはずの宿敵“ケオス”が再び悪事を開始したとの情報が入る。ケオスの目的は、全ての繊維を一瞬で消滅させる“ヌード爆弾”を世界中で爆発させ、服飾業界を独占することだった。スマートは美人助手とともに、ケオスの本拠地に向った。靴型電話、机型自動車など、おバカな秘密兵器が続々登場。イタリアの名優V・ガスマンが、プライドをかなぐりすててアホな悪役を演じきっているのに注目。

あらすじ

エージェント86号のスパイ名を持つマックスウェル・スマート(ドン・アダムス)が、ネオ・ファシスト党なるパラシュート部隊の一員として特別任務を遂行している時、彼が所属するPITS(緊急戦略情報部)のチーフ(ダナ・エルカー)から緊急指令が入った。悪の組織KAOSの新リーダーであるノーマン・サン・サバージョ(正体不明)が、TVを通じて、要求を聞き入れない時は、すべての繊維を破壊するという新兵器ヌード爆弾の使用も辞さないと宣言したのだ。早速、アシスタントのララビー、ファッション関係のプロで美人スパイ36号、22号(アンドレア・ハワード)らとチームを組み、ヌード爆弾投下阻止の任務につくスマート。国連本部で、爆弾阻止の特別委員会が召集されている時、近くで爆弾事故が発生し、気がついた時には、全員がオール・ヌードに。KAOSのボスの正体を探るうちに、あるカリフォルニアに住むモデルの家をつきとめたスマートと22号は、しかし、彼女がすでに殺されたことを知り愕然とする。サバージュの一の部下セバスチャン(ヴィットリオ・ガスマン)の正体をつかみ、最近別れた彼の妻エディス(ロンダ・フレミング)の住むインスブルックに向かったスマートは、そこですばらしい美人の34号(シルビア・クリステル)に迎えられて有頂点。早速、34号の案内でエディスの家に行き、彼女と会うが、途中、KAOSの男たちが乱入し、格闘がはじまる。雪のつもるインスブルック、この騒ぎで雪崩が生じ、全員埋められてしまう。しかし、どんな目にあっても、不思議と難をまぬがれる悪運の強いスマート。脱出に成功し、サバージュの正体解明及び爆弾阻止に全力を注く。そして、遂にセバスチャンがサバージュのコピーであったことを知る。22号らの協力で本物のサバージュとコピーを倒し、KAOS一味一掃を果たし、スマートは、世界をヌード爆弾の恐怖から救うのだった。

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