女優 須磨子の恋 1947-08-16

公開:1947-08-16    old
 

解説

 長田秀雄の『カルメン逝きぬ』を、依田義賢が脚色し溝口健二が監督した。明治から大正時代にかけて活躍した実在の女優、松井須磨子の恋と悲劇を描いた作品。田中絹代が松井須磨子、山村聡が島村抱月を演じた。
 坪内逍遙を中心とする早稲田の演劇研究所では、彼の弟子である島村抱月の「人形の家」を公演することになっていた。ノラを演じられる役者がいないと悩んでいた抱月は、夫婦喧嘩の後に夫と別れた松井須磨子に出会った。演劇研究所の所員だった須磨子を抱月はノラ役に抜擢。厳しい稽古の末、公演は盛況の内に幕を閉じた。抱月と須磨子はこの芝居を通して恋に落ちていた。抱月は研究所も家庭も捨てて、須磨子とともに芸術座を立ち上げた。

あらすじ

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