クレイジーズ 2010-11-13 THE CRAZIES

公開:2010-11-13/製作:2010年    old
アメリカ
 

解説

『ゾンビ』の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた『ザ・クレイジーズ』を基に製作されたパニック・ホラー。細菌兵器の影響で凶暴化した住民が互いを襲い始めた町を舞台に、感染者の恐怖と、感染封じ込めのため町ごと焼却しようとする軍隊の狂気を描く。『ダイ・ハード4.0』のティモシー・オリファント、『サロゲート』のラダ・ミッチェルらが出演。監督を『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のブレック・アイズナーが務め、オリジナル版監督のロメロも製作総指揮に名を連ねている。

あらすじ

アイオワ州ピアス郡ののどかな田舎町オグデンマーシュ。保安官デヴィッド(ティモシー・オリファント)が、同僚のラッセル(ジョー・アンダーソン)とともにパトロールの途中に野球観戦していると突然、銃を持った男ローリーが現れる。指示に従わず、銃口を向けてきたため、デヴィッドは彼をやむなく射殺。もともと酒乱気味だったが、遺族によると、最近は酒を飲んでいなかったという。デヴィッドの妻ジュディ(ラダ・ミッチェル)は町の医療センターに勤める医師。同じ日、様子がおかしいという家族の訴えを聞き、ビルを診察するが、異常は見当たらない。だがその夜、ビルは自宅もろとも家族を焼き殺してしまう。そして翌日。森の奥の沼でパイロットの死体を発見したという話を聞き、デヴィッドとラッセルは川を探索。1週間前に墜落した大型飛行機が沈んでいるのを発見する。この川の水は町の飲料水として使われ、最初にその水が届くのはローリーの家だった。積み荷から毒素が流出したのではないかと考えたデヴィッドは、給水を遮断する。事務所に戻ると、狂暴化したビルに襲われる。すでに携帯もネットも不通。町には人の姿がなく、異常事態は明白だった。デヴィッドは自宅に戻るが、突然ジュディとともに防護服の集団に拘束される。バスに乗せられ、高校のグラウンドへと連れて行かれる町中の人々。上空にはヘリが飛び交い、ガスマスク着用の軍隊が人々を仕分けてゆく。検温の結果、妊娠中で高温のジュディは隔離され、デヴィッドは町外れに搬送されてしまう。町は軍隊によって封鎖されていた。だが、妻の身を案じたデヴィッドはラッセルとともに町へ戻ることを決意。間一髪でジュディと助手のベッカ(ダニエル・パナベイカー)を救出する。だが、人々が狂暴化した原因は依然として不明。彼らは、封鎖された町から脱出できるのか……?

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