真夏の夜の夢 2000-04-01 WILLIAM SHAKESPEARE'S A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM

脚本:マイケル・ホフマン
公開:2000-04-01/製作:1999年    old
アメリカ
 

解説

 シェイクスピアによる戯曲を、豪華キャストで映画化した一作。ドジな妖精・パックが魔法の“惚れ薬”を誤用してしまったのがきっかけで、恋に悩む人間たちから妖精の女王までをも巻き込んだ恋の狂騒曲が展開されていく。既に何度も映画になっている題材ながら、本作では“自転車”を小道具として利用し、物語のアクセントとしている点がポイントだ。登場人物達は一様に露出度が異常に高く、何ともエロティックなお伽話に仕上がっている。

あらすじ

19世紀、トスカーナの町。ハーミア(アンナ・フレイル)は親の反対を押しきり、ライサンダー(ドミニク・ウェスト)と駆け落ちした。そこへ、ハーミアの婚約者であるディミトリアス(クリスチャン・ベール)、ディミトリアスに片思いをしているヘレナ(キャリスタ・フロックハート)がやってくる。その様子を見た妖精王、オベロン(ルパート・エベレット)はヘレナの思いを成就させてやろうと、妖精パック(スタンリー・トゥッチ)に恋の媚薬をとりに行かせる。ついでに仲たがい中の女王タイタニア(ミシェル・ファイファー)を困らせてやろうと考えたのだ。タイタニアは罠にはまり、パックによってロバの化け物に変身した村の大根役者・ボトム(ケビン・クライン)に恋をしてしまう。ところが、パックは媚薬を間違えて使ってしまい、ライサンダーとディミトリアスはそろってヘレナを追いかけることになる。ライサンダーの裏切りを知り、落胆するハーミアと、からかわれたと激怒するヘレナ。オベロンはパックに恋人たちのもめごとを始末するように言う。パックの魔法で森に迷い、眠ってしまった2組のカップル。目覚めたときにはハーミアとライサンダー、ヘレナとディミトリアスが無事カップルになっていた。タイタニアの魔法も解け、カップルたちも領主とともに結婚式を挙げることになる。ボトムたちの村芝居も上手くいった。妖精のはからいにより、全員が幸せになれたのだった。

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