ローラーガールズ・ダイアリー 2010-05-22 Whip It
解説
テキサスの田舎町で退屈な日々を送る女子高生が、ワイルドなスポーツのローラーゲームに魅了され、猛練習をこなしながら成長していく姿を描くガールズ・ムービー。人気女優のドリュー・バリモアが念願の初監督を務め、『JUNO/ジュノ』の演技派若手女優エレン・ペイジが自分の居場所を探して奮闘する主人公の少女を好演する。共演のジュリエット・ルイスを含め、豪華キャストの体当たりゲームシーンが圧巻の爽快(そうかい)青春グラフィティー。
あらすじ
17歳の女子高校生ブリス・キャベンダー(エレン・ペイジ)は、テキサスの退屈な田舎町ボディーンで生まれ育った。母親ブルック(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は美人コンテストにハマっており、かつて自分が出場したミス・ブルーボンネット大会で優勝することだけが娘の人生の成功だと信じていた。そんな生活に違和感を覚えるブリスは親友パシュ(アリア・ショウカット)と、少し都会の隣町オースティンに出かける。そこでローラーゲームと出会ったブリスは、女性らしさとは無縁でワイルドにぶつかり合い、個性を称え合うローラーゲームの世界にすっかり魅了される。ブリスは家族に内緒で年齢を偽り、負けん気は強いが勝利の少ないチーム、ハール・スカウツの新人発掘トライアルに参加する。天性のスピードで入団を認められたブリスは、昼は学校とダイナーでのウェイトレスのバイト、夜はローラーゲームの練習というめまぐるしい日々を送り始める。敵対するチーム、ホリー・ローラーズのアイアン・メイビン(ジュリエット・ルイス)のような凄まじいライバルとも臆することなく対峙したり、バンドマンのオリヴァー(ランドン・ピッグ)と恋におちたりしながら、ブリスは新しい世界でヒロインになりつつあった。しかし彼女の活躍は、内緒にしていた家族の耳に届いてしまう。