花を摘む少女と虫を殺す少女 2000-11-11

公開:2000-11-11    old
 

解説


 「三月のライオン」以来9年ぶりの本作は、矢崎監督がロンドン留学中に古典バレエの有名な戯曲「ジゼル」をモチーフに書き上げたオリジナル脚本で、現代のロンドンを舞台に、4人の男女の愛と裏切り、夢と絶望、生と死を、独特な映像美で感性豊かに描いたドラマ。ドイツからロンドンにやってきたバレエ・ダンサーのヴェロニカは、突然、次の舞台のジゼル役に抜擢される。夢にまで見たプリマドンナに、彼女は期待と不安を胸にレッスンの日々を送る……。

あらすじ

ドイツからロンドンにやってきたバレエ・ダンサーのヴェロニカ(ニコル・マルレーネ)は、突然、次の舞台のジゼル役に抜擢される。夢にまで見たマドンナに、彼女は期待と不安を胸にレッスンの日々を送っている。そんな中、アルブレヒト王子役のダンサー、サイモン(サイモン・フィッシャー・ターナー)に愛を告白される。しかし、ヴェロニカは英会話学校で出会ったケン(大田義孝)に惹かれ、やがて二人は愛し合うようになる。日本からロンドンにやってきた女優のカホル(川越美和)は行方不明の恋人カズヤを捜していた。ある日、ホテルでカホルとヴェロニカは出会う。二人はすぐに仲良しになり、お互いの恋の悩みを相談し合うようになる。ヴェロニカはケンやカホルと出会ったことでジゼルを演じることに自身を得ていく。カホルは恋人カズヤと再会し、再び愛し合うようになるが、ヴェロニカの恋人ケンとカズヤが同一人物であることを知ってしまう。悲劇は公演の前夜、ドレスリハーサルの日に起こった。ジゼルを踊るステージでヴェロニカは真実を知り、ジゼルと同じ運命を辿るのであった。

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