おかあさん 1980-10-18
公開:1980-10-18/製作:1952年
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解説
1951年に出版された『おかあさん―全国児童綴り方集』を元に水木洋子が脚本を書き、成瀬巳喜男が監督したヒューマンドラマ。数ある成瀬作品の中でも評価の高い一本。戦後ようやくクリーニング屋を再開した福原家。店は父の弟子である木村のおじさんが手伝ってくれていた。しかし長男と父を相次いで亡くしてしまい、母は女手ひとつで店を切り盛りすることになってしまった。やがて次女の久子が嫁に行き、木村も自分の店を持つために出て行った。残されたのは母と長女の年子、それに新しい小僧だった。