バガー・ヴァンスの伝説 THE LEGEND OF BAGGER VANCE
解説
ゴルフを通して自分自身を取り戻していく青年の物語。監督・製作は「モンタナの風に抱かれて」のロバート・レッドフォード。脚本は「ドンファン」のジェレミー・レヴィン。原作はスティーヴン・プレスフィールド。撮影は「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のミヒャエル・バルハウス。音楽は「サイダーハウス・ルール」のレイチェル・ポートマン。美術は「ノッティングヒルの恋人」のスチュワート・クレッグ。編集は「ヒマラヤ杉に降る雪」のハンク・コーウィン。衣裳は「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」のジュディアナ・マコフスキー。出演は「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のウィル・スミス、「ドグマ」のマット・デイモン、「レインディア・ゲーム」のシャーリズ・セロン、「インサイダー」のブルース・マックギル、「いとこのビニー」のレイン・スミスほか。
あらすじ
1928年、ジョージア州のサヴァンナ。かつて地元の若き天才ゴルファーと謳われていたジュナ(マット・デイモン)は、第一次大戦での悲痛な体験がもとで、ゴルフも恋人アデール(シャーリーズ・セロン)も捨てて隠遁生活を送っていた。一方アデールは、大恐慌で自殺した父の後を継いで、アメリカ最高のゴルフ・リゾートを完成させ、ゴルフ・マッチを企画した。ジュナは2人のスター・ゴルファーに対する地元からの挑戦者として、この試合に引きずり出されるが、廃人同様の彼は受け入れようとしない。そんな時、ジュナの前にバガー・ヴァンス(ウィル・スミス)と名乗る不思議な男が現われる。彼は5ドルの報酬でジュナのキャディとなり、ゴルフをやることで人生を取り戻せとアドバイスする。結局、試合に出場したジュナだが、初日は思うようにいかず、相手の2人に大差をつけられる。だが2日目からは絶好調。もう大丈夫と判断したバガー・ヴァンスは、忽然と姿を消す。結局、3人のプレイヤーはタイで試合を終える。かくしてジュナは再びゴルフと、そしてアデールを取り戻したのだった。
