ミュジコフィリア 2021-11-19

監督: 谷口正晃
脚本:大野裕之
公開:2021-11-19/製作:2021年    old
日本
 

解説

音楽を主題にし、第16回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作となったさそうあきらによる漫画を、「砕け散るところを見せてあげる」の井之脇海主演で映画化した青春群像劇。物の形や色が音として聴こえる朔は、現代音楽を通じその音を表現できることを知る。監督は、「時をかける少女」(2010)や「父のこころ」などを手がけてきた谷口正晃。劇作家・チャップリン研究家で「葬式の名人」などの映画作品にも参加する大野裕之が、脚本・プロデューサーを務める。作曲家の父や将来を嘱望される異母兄にコンプレックスを抱き音楽を遠ざけていた漆原朔を井之脇海が、ヒロインの浪花凪を「みをつくし料理帖」の松本穂香が、朔の異母兄・貴志野大成をミュージカル俳優の山崎育三郎が演じる。

あらすじ

京都の芸術大学に入学した漆原朔は、強引に現代音楽研究会に引き込まれる。するとそこには、朔が音楽を遠ざけるきっかけとなった異母兄・貴志野大成と、朔が憧れる大成の恋人・小夜がいた。朔は著名な作曲家の父と若手天才作曲家として将来を期待される異母兄・大成へのコンプレックスから、音楽から遠ざかっていた。そんな大成と、大成を一途に思う小夜との間で、朔は苦悩。朔は子供の頃から物の形や色が音として頭の中で鳴っており、それらを現代音楽を通して表現できることを知るように。そして朔と同じように自然の音を理解するピアノ科生の浪花凪が現れ、朔の才能が開花していく。

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