ネズラ1964 2021-01-16
監督:
横川寛人
脚本:横川寛人
公開:2021-01-16/製作:2020年
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解説
幻に終わった大映の怪獣映画第1弾「大群獣ネズラ」製作奮闘記をモチーフにした作品。1963年秋、撮影開始した「大群獣ネズラ」は、“生きたネズミを怪獣に見せかける”という大胆な手法が裏目に出て、ノミやダニが大量発生。撮影中止となるが……。出演は「ガメラ 大怪獣空中決戦」の螢雪次朗、「大仏廻国 The Great Buddha Arrival」の菊沢将憲。監督は「大仏廻国 The Great Buddha Arrival」の横川寛人。
あらすじ
1963年秋、大映特撮怪獣映画の第1弾「大群獣ネズラ」は、1964年の公開を目指して撮影を開始する。“実際の生きたネズミをミニチュアの中に置き、巨大な怪獣に見せかける”という大胆な方法で撮影を進めたものの、ノミやダニの大量発生というトラブルが発生。近隣住民のクレームにより、保健所からの勧告を受けて撮影は中止に追い込まれる。宣伝用スチル写真と小規模のフィルムを幾つか残したまま、映画は幻と消えた。翌年、この失敗を糧に製作され、大成功を収めたのが「大怪獣ガメラ」だった。本作では「大群獣ネズラ」の製作奮闘記をモチーフに、特撮に本物のネズミを使用したことによる苦悩や挫折、そして後の「大怪獣ガメラ」の奇跡へと繋がる物語を描く。