君を見つけた25時 1999-05-22
解説
「恋する惑星」「ブエノスアイレス」のトニー・レオンと日本でも人気のビビアン・スー共演によるロマンチック・コメディ。ワイは、広告会社の売れっ子CMディレクター。いつもスターに育て上げた女の子に恋してはフラれてしまう。しかも同僚のパトリックは恋人がいるのに浮気ばかりしているプレイボーイで余計に落ち込むワイ。そんなワイは偶然出会った美少女アーユーをCMに抜擢し、彼女は一躍スターに。二人の間に恋心も芽生える。が、さらに新任の女性上司にも言い寄られ……。
あらすじ
ワイ(トニー・レオン)は女の子をスターに育てることでは定評ある売れっ子のCMディレクター。だが、そんな彼女たちにいつも恋をしてしまい最後は捨てられるという繰り返し。同僚で悪友のパトリック(アレックス・フォン)は恋人ファニー(アイリーン・トン)がいながら女遊びを続け、ワイはその毒気にあてられるばかり。おまけに新しい上司のビビアン(エイダ・チョイ)はアメリカ帰りのバリバリのキャリアウーマンで、彼の気分はますます憂鬱。そんなある日、ワイはスタジオにまぎれこんできた美少女アーユー(ビビアン・スー)と出会い、薄幸な生い立ちながら前向きに生きる彼女に魅了される。ワイはアーユーをビビアンのプロジェクトである日本企業のイメージガールに起用した。ところが、いつもの悪い癖でアーユーに恋してしまうワイ。パトリックのお節介でワイは彼女のマネージャーまでつとめる羽目に。そんなパトリックも恋人のファニーにふられた後、彼に想いを寄せていた同僚のメイ(スーキ・クァン)と落ち着こうとしていた。いっぽう、アーユーは順調にスター街道を歩んでいたが、忙しくなるたびにふたりの距離は広がっていく。さらにレズビアンという噂のビビアンからワイは突然恋を告白され、ワイの混乱は深まる。ワイは揺れ動く気持ちを抱えながら、見通しがつかない恋路にはまりこんでいくのだった。