さよならゲーム 1988-09-23 BULL DURHAM

公開:1988-09-23/製作:1988年    old
アメリカ
 

解説

 決して若くはないマイナー・リーグのキャッチャーと、彼を追いかける女の恋のやりとりを中心に、“二流”の人生を送る男たちの哀感を見事に描いた傑作。人生を野球にたとえ、その中でアメリカ人の哲学を掘り下げていくという手法が素晴らしい。ほぼ同時期に製作された「メジャーリーグ」とよく比較されるが、こちらの方が一枚上手。

あらすじ

アトランタ・ブレーブスの3A“ダラハム・ブルス”は万年Bクラス。このチームの熱狂的なファンの英語教師アニー(スーザン・サランドン)は毎年、有望な選手を選び公私共に世話を見るのを生きがいとしている。そんな彼女が今年目をつけたのはクラッシュ・デイヴィス(ケヴィン・コスナー)。彼は盛りを過ぎたキャリア12年の捕手だが、彼が雇われたのは、150キロの速球を投げられるもののノーコンの新人投手カルヴィン(ティム・ロビンス)の教育係としてだった。クラッシュはアニーの申し出を断り、カルヴィンに譲った。クラッシュのコーチが成功してカルヴィンは絶好調、連勝街道を驀進した。一方でクラッシュはアニーへの想いが募ってきたため、カルヴィンにこの調子を持続させたいならアニーと寝るなと命令。アニー、カルヴィンの欲求不満をよそにカルヴィンもチームも勝ち続けていった。やがてカルヴィンは念願の大リーグ入りを果たし、2人に礼を言って町を去っていった。役目が終わり解雇されたクラッシュと残されたアニーは自然にお互いを求めあうのだった。

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