何も変えてはならない 2010-07-31 NE CHANGE RIEN

公開:2010-07-31/製作:2009年    old
ポルトガル,フランス
 

解説

『恋ごころ』『ランジェ公爵夫人』のヒロインを務め、舞台女優やダンサーのほか歌手としての顔も持つジャンヌ・バリバールの音楽活動に、『ヴァンダの部屋』などで知られるペドロ・コスタ監督が密着した音楽ドキュメンタリー。ライブやレコーディング、リハーサル、レッスンの模様を、研ぎ澄まされたモノクロの映像で映し出す。ポルトガルの鬼才が迫った、フランス映画界きっての人気女優の多才さに目を見張る。

あらすじ

アルノー・デプレシャン監督の「そして僕は恋をする」やジャック・リヴェット監督の「恋ごころ」、「ランジェ公爵夫人」などに主演し、現代のフランス映画界を代表する女優ジャンヌ・バリバール。1968年、パリで哲学者の父エティエンヌと物理学者の母フランソワーズの間に生まれる。フロラン演劇学校、次いで国立演劇学校で学び、1993年、アヴィニョン演劇祭でのモリエール『ドン・ジュアン』での演技が賞賛され、コメディー・フランセーズに加入。1992年の「魂を救え!」での映画初出演を果たすと、オリヴィエ・アサイヤス、ジャン=クロード・ビエット、マチュー・アマルリック、ブノワ・ジャコらの作品に次々と出演。フランスの作家主義的な映画作家のミューズとして欠かせない存在になる。近年はジャック・リヴェットやラウル・ルイスら巨匠の作品にも出演し、国際的な注目を集める。その一方で、2003年には『Paramour』を発表し、歌手デビューを果たした。本作では、歌手としても知られるバリバールの音楽活動の軌跡を、ライブリハーサルやアルバムレコーディング、ロックコンサートや歌のレッスンなどを通じて辿る。フランスのサンマリー・オーミーン村の屋根裏部屋から、東京のカフェまで、彼女の様々な表情を力強く捉える美しいモノクロ映像。挿入される楽曲も『ジョニー・ギター』からオッフェンバックの『ペリコール』まで多彩。5年にわたり撮影され、完成した本作を見たバリバールは、“私のポートレート以上”とコメントしている。

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