イイネ!イイネ!イイネ! 2017-06-24
解説
2017年に結成20周年を迎えるクレイジーケンバンドの全員が出演、彼らがテーマにしてきた横浜を舞台に男たちの友情を活写するドラマ。幼い頃から変わらぬ親交を持つミュージシャンのケン、マネージャーのトニー、ヤクザのドブオに、人生の転機が訪れる。ケン役の横山剣をはじめ、クレイジーケンバンドのメンバーが本人役を演じるほか、「アウトレイジ」シリーズの中野英雄、「ラスト・ナイツ」の伊原剛志らが出演。「サブイボマスク」の門馬直人監督が、クレイジーケンバンドの名曲やライブ映像を織り交ぜ、横浜・本牧で育った幼馴染たちのドラマを紡ぐ。劇場公開に先駆け、島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭特別招待作品としてワールドプレミア(上映日:2016年4月24日)、第3回京都国際映画祭の連携企画・京まちなか映画祭(上映日:2016年10月14日)にて上映された。
あらすじ
横浜・本牧で育った3人の幼馴染ケン(横山剣)、ドブオ(伊原剛志)、トニー(中野英雄)。「将来は何になる?」というトニーの質問に、ケンは「通信簿がよくないから、ミュージシャンになる!」。そしてドブオは「高倉健みたいなかっこいい俳優になるんだ!」と話していた。~時は流れて2015年ケンは、クレイジーケンバンドを率いるミュージシャンとなり、トニーは彼らを支える敏腕マネージャーとして活躍していた。そして高倉健になりたいと言っていたドブオは、本物のヤクザとなり横浜の闇の秩序を守っている。生きる道は違いながらも、男同士の友情はいまだに健在で「イイネ!」の一言が3人を繋げている。トニーの口から彼らがずっと夢に見ていた横浜スタジアムでのコンサートが決まった夜、喜びをかみしめながら横浜を歩く横山のそばを、怪しげな中国人たちが走り抜ける。「あの女で間違いないか?」。怪しんだ横山が彼らの後を追うと、若い女性がクルマに押し込まれる瞬間だった。全員をぶちのめして、彼女を救った横山は一目で恋に落ちてしまう。久し振りに落ちた恋、病に倒れた母、組内の内部抗争、それぞれが人生の分岐点に立たされたケン、トニー、ドブオ。子供の頃からの合言葉「イイネ!」できっと人生もうまくいくはず・・・。