ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀 2011-10-29
公開:2011-10-29
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解説
『アントニー・ジマー』のジェローム・サルが監督を務め、フランスのベストセラーコミックを映画化したスリリングなアクション。巨大財閥の跡を継いだ男が、全財産を慈善事業につぎ込もうとして生じる周囲との軋轢(あつれき)をダイナミックなアクション満載で描く。主演は、『裏切りの闇で眠れ』のフランスの新星トメル・シスレー。彼を追う検察官を、シャロン・ストーンが好演する。世界中を舞台にして展開するスリル満点の物語に手に汗握る。
あらすじ
巨大財閥Wグループ総帥である父が暗殺された後、新たなトップに任命された若きラルゴ・ウィンチ(トメル・シスレー)。望まぬ権力を手に入れてしまった彼は、その莫大な遺産を巡り、世界経済をも揺るがすある決断を下す。それは、会社をすべて売却し、慈善事業に投資するというものだった……。だが売買契約の直前、ラルゴは3年前のビルマ(現ミャンマー)大虐殺への関与で国際刑事裁判所に拘束されてしまう。無実を晴らすため、証拠となった秘密口座“パンドラ”の謎を追うラルゴ。彼を執拗に追い詰める検察官ダイアン・フランケン(シャロン・ストーン)と、Wグループ乗っ取りを狙う経営陣たち。だが、彼の行く手にはさらなる罠が待ちかまえていた……。