ハルをさがして 2016-08-06
公開：2016-08-06
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解説
本作で長編監督デビューを飾った尾関玄がメガホンを取り、震災後の福島を舞台につづるヒューマンドラマ。行方不明の飼い犬を捜すという夏休みの体験を通して大人への階段を上る中学生たちの姿を、みずみずしいタッチで描く。オーディションで選出された小柴大河、佐藤菜月、小泉凱、橋本一輝が中学生グループを熱演。彼らの甘酸っぱくユーモラスな旅の記録に引き込まれる。
あらすじ
2012年夏。都内で暮らす中学3年生のノボル(小柴大河)は、同じクラスのマサル(小泉凱)、ヒロキ(橋本一輝)と冴えない学校生活を送っている。そんなノボルは同じクラスのチエコ(佐藤菜月)に秘かに想いを寄せていた。だが、夏休みになると彼女にも会えなくなってしまい、さらにはもうすぐ受験を控え気が重い日々が続く。そんな中、ノボルたちはチエコからある依頼を受ける。チエコの家族は東日本大震災後、福島から東京に自主避難していて、その際に残してきた愛犬ハルが行方不明になっていた。この夏休み、一緒にハルを探しに行ってほしいというのだ。ノボルたちは淡い期待を胸にチエコとの同行を決め、ハルを探す4人のひと夏の冒険が始まった……。