11ぴきのねことあほうどり 1986-08-27

公開:1986-08-27    old
 

解説

 漫画家・馬場のぼるの人気絵本シリーズ「11ぴきのねこ」の劇場アニメ化・第二弾。
 猫の町のトラネコ大将と10匹のネコは、それぞれが互いをかばい合う大事な仲間。彼らは自立した生活を目指してコロッケ屋を開業したところ、これが大繁盛だった。だが気をよくしたものの、客はすぐにコロッケに飽きてしまい、ネコたちは自分でコロッケを食べることに。そこに現れたのは旅の途中のあほうどり。彼は故郷の十羽の兄弟にコロッケを作ってほしいとネコたちに請願。彼らに同道を求めた。これに応じるネコたち。だがそんなネコたちの思惑は、コロッケに飽きたので、今度は11羽分の鳥の丸焼きを食べることにあった……。
 アニメ映像の製作は前作と同様、グループ・タックが担当。配給も前作と同じくヘラルドエンタープライズだが、今回は一般劇場での上映ではなく、各地のホール系劇場で公開された。

あらすじ

11匹の猫たちがコロッケ屋を開店。大繁盛で疲れた彼らの前に一羽のあほうどりがやって来た。「兄姉にも食べさせてやりたい」というあほうどりの言葉に、11匹の猫たちはコロッケを作りにあほうどりの国へ行くことになった。彼らの目あては11羽の鳥の丸焼き。気球に乗って出発するが、嵐のため山猫の島に不時着する。あほうどりは山猫たちに捕まってしまった。11匹の猫たちはコロッケを作って、山猫をおびきだすことに成功。あほうどりを救けて、無事あほうどりの国に着くことができる。そして10羽の兄姉を紹介されるが、兄姉は1羽ごとに大きくなっていく、最後の一羽は大変大きかった。11匹の猫たちは、鳥の丸焼きのことも忘れて、一目散に逃げだした。追いかけるジャンボあほうどり。仕方なく、11匹の猫たちはコロッケを作りだすが、揚げても揚げても足りない。ジャンボあほうどりは、疲れ果てた11匹の猫たちを空の散歩に誘った。11匹の猫たちは、すっかり仲良くなった11匹のあほうどりと楽しく過ごし、町へと帰って行った。

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