ライフ・イズ・デッド 2012-02-11
公開:2012-02-11/製作:2012年
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解説
『青春☆金属バット』の原作でも知られる人気漫画家・古泉智浩のコミックを映画化した、一風変わったゾンビ・ムービー。徐々にゾンビ化してしまうウイルスに侵された青年の葛藤(かっとう)と甘酸っぱい恋、家族とのきずなを、ユーモラスなタッチで追いかけていく。主演は若手俳優集団D2のメンバーでもある、『ポールダンシングボーイ☆ず』などの荒井敦史。富士山を背に田んぼから出現するゾンビなど、極めて日本的な風景に溶け込んだゾンビたちの姿も笑いを誘う。
あらすじ
人間の体液によって感染するアンデッド・ウィルス(UDV)が世界中で蔓延している近未来、日本もその例外ではなかった。UDV感染の症状は5段階に分けられており、レベル5になると心臓も思考も停止したまま動き回る、“動く死体”となるため、通称ゾンビ病と呼ばれている。ある地方都市に暮らす赤星逝雄(荒井敦史)は高校卒業間際にUDV感染を宣告され、就職できずにニートになった。UDVの大敵はストレスだったが、社会のUDVへの対応はひどく、その怒りのストレスで逝雄のゾンビ化は進行し続ける。逝雄の父・浩止(小林すすむ)と母・冥子(円城寺あや)は息子を守ろうと奮闘し、妹・消子(ヒガリノ)は兄に献身的に尽くす。しかし、恋人の茜(しほの涼)や友人・面井(川村亮介)、同級生の矢白(阿久津愼太郎)が関われば関わるほど事態は混乱し、逝雄のストレスは増していった。そんな逝雄の希望の光は、担当のナース・桜井(中島愛里)の笑顔だった。ますます厳しくなっていく世間の風当たりにも、赤星家は家族一丸となって立ち向かっていく。しかし、逝雄のUDVレベルはどんどん上がっていく……。