AV監督を務める一方で精力的に自身の制作活動をしている安藤ボンの監督作品。堂々巡りの”ふきだまり”のような人生の中で、様々な性癖の男達に孤軍奮闘する姿をコミカルに描く、青春Hシリーズ最大の問題作。
うらぶれたラブホテル街、夜の帳が下りる頃、街娼たちはひとり、またひとりと街角に立ち、男たちに小声で話しかける。いつもの顔ぶれの中に、マチコもいた。その小さな身体で男の欲望を受け止め、仕事が終わるとひとり部屋へ帰っていく。部屋にはインコのチッチが待っているだけの孤独な生活を送っていた。そんなある日、娼婦がホテルで殺される事件が起こる。