ぼくとママの黄色い自転車 2009-08-22

公開:2009-08-22/製作:2009年    old
日本
 

解説

パリにいるはずの母親が瀬戸内海にいると確信した小学校3年生の男の子が、自転車に乗って旅立つ姿を描く感動ドラマ。直木賞候補にもなった作家・新堂冬樹の「僕の行く道」を原作に、『子ぎつねヘレン』の今井雅子が脚本を担当し、同じく河野圭太が監督を務めて映像化した。主演は『いま、会いにゆきます』の武井証。阿部サダヲ、鈴木京香が両親を好演。美しい瀬戸内海を背景に語られる家族のきずなと、その愛を問うドラマに胸打たれる。

あらすじ

小学3年生の大志(武井証)は、父・一志(阿部サダヲ)とふたりで横浜に住んでいる。母・琴美(鈴木京香)はデザインの勉強のためパリに留学中で、週に一度届く母からの手紙が大志のいちばんの楽しみであった。しかし、ふとしたことから大志は、母がパリではなく瀬戸内海の小豆島にいることを知ってしまう。どうしても母に会わなければと思った大志は、父には内緒で小豆島に行くことを決心する。従姉妹の美緒(安部美央)の参加するボーイスカウトに行くと嘘をついた大志は、母からもらった黄色い自転車に乗り、愛犬のアンを連れて、横浜からはるか500km先の小豆島に向かって出発した。旅の先々で様々な人生を抱えた人たちと出会い、いくつかのトラブルに巻き込まれながらも大志はいつしか逞しくなっていく。やがて小豆島が近づくに連れ、大志の小さな胸は期待と不安で張り裂けそうになる。だが彼は知らなかった。記憶を失う病気を患った母が大志を愛するが故に彼の前から去ったことを……。

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