「ダイ・ハード」の悪役で知られるA・リックマンが、英国の舞台俳優時代に培った経験を生かして初監督した感動のヒューマン・ドラマで、親子の愛と葛藤を感動的に描く。写真家のフランシスは、半年前に夫を失ってから、何に対しても心を閉ざしていた。仕事もしなくなって塞ぎ込む娘を心配し、母親のエルスペスはしきりに世話を焼くようになる。だが、お互いが必要であると感じながらも、ことあるごとに二人は対立する。