ラ・ヴァレ 2007-11-03

公開:2007-11-03/製作:1972年    old
フランス
 

解説

 バルベ・シュローデル監督がデビュー作「モア」に続いて再びピンク・フロイドを音楽に起用した1972年の作品。2007年11月、本邦初公開が実現。ブルジョア階級の有閑夫人が、ニューギニアの奥深く、未開の地を目指す冒険家の青年と出会い、彼の旅に同行する過程で文明的な観念から心と肉体を解き放ち、原初的な生の喜びに目覚めていく姿を静謐かつ幻想的に描き出す。主演は「カンヌ映画通り」「北の橋」のビュル・オジエ。

あらすじ

ヴィヴィアーヌ(ビュル・オジエ)は、フランス領事と結婚している平凡だが幸福な若妻だった。ある日、彼女は趣味の骨董品蒐集のためにニューギニアに出かける。山の小さな町で買い物をしていたとき、彼女はオリヴィエという青年に出会う。オリヴィエは、探検隊の隊長ガエタン(ジャン=ピエール・カルフォン)とともに地図の上でも未だに空白の幻の土地にある谷を発見するため、旅に出ることを彼女に打ち明けた。強く好奇心を刺激されたヴィヴィアーヌは、同行することを決意する。探検隊は、必要最少限の荷物だけを持って勇気を武器のかわりに、凍てついた峠を越えて、未知なる暗い密林へと進んで行った……。

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