ジョゼと虎と魚たち 2021-10-29 조제/Josée
公開:2021-10-29/製作:2020年
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解説
田辺聖子の同名短編小説を韓国で映画化。大学生・ヨンソクは、道端で倒れていた車椅子の女性を家まで送り届ける。彼女はジョゼと名乗り、祖母と二人で暮らしていた。本で知識を得ることを好み、独特な感性を持つジョゼに、ヨンソクは段々と興味を持っていく。出演は、「虐待の証明」のハン・ジミン、ドラマ『スタートアップ:夢の扉』のナム・ジュヒョク。監督・脚本は、「もう少しだけ近くに」のキム・ジョングァン。
あらすじ
卒業を控えた大学生のヨンソク (ナム・ジュヒョク) は、ある日、道端に倒れている車椅子の女性に遭遇する。彼女を家まで送り届けたヨンソクは、お礼に夕飯を振る舞われる。足が不自由な彼女は祖母と二人で暮らしていた。ジョゼ (ハン・ジミン) と名乗る彼女は本で知識を得ることが好きで、独特な感性をもつ。そんな自分だけの世界観をもつ魅力的なジョゼに、ヨンソクは段々と興味をもっていく。時々ジョゼの家を訪れるようになったヨンソクは、ジョゼには親がいなく、養護施設から逃げ出し、おばあさんに拾われてから自分の世界に閉じこもっている事を知る。その事実を知り、ジョゼへの想いを強くしたヨンソクは、大学の女友達のツテを頼って、市の補助金でジョゼの家の改装にこぎつける。だが、ヨンソクと女友達の親密そうな雰囲気を察したジョゼは彼を拒絶するのだった──。