リプレイスメント・キラー 1998-10-31
公開:1998-10-31/製作:1998年
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解説
極悪非道なチャイニーズ・マフィアのボス、ミスター・ウェイに家族を狙われ、命じられるままに殺しを繰返す凄腕のヒットマン、ジョン・リー。ある日、ウェイの息子が警察に射殺され、その報復としての殺しの依頼がジョンの元へ舞い込む。ターゲットはウェイの息子を射殺した刑事ではなく彼の幼い息子。しかも「刑事の目前で暗殺せよ」というこれまでにない残忍なものだった。引き金に掛けられた指を震わせ、全身を膠着させるジョン。非常なる裏社会へ身を投じながらも、心を持った殺し屋は、そのとき組織との闘いを決意する……。
あらすじ
殺し屋ジョン・リー(チョウ・ユンファ)は、自分の息子を手にかけた刑事ジーコフ(マイケル・ルーカー)への復讐のため、彼の息子を殺せという、チャイニーズ・マフィアのドン、ミスター・ウェイ(ケネス・ツァン)の命令に背いた。彼は人質にされている家族の身を守るため国外脱出を図り、偽造屋のメグ・コヴァーン(ミラ・ソルヴィーノ)を尋ねるが、組織がそこを急襲。逃れたジョンは脱出の唯一の切り札としてメグをつかまえ、協力を要請。はじめは協力を拒んだメグも、家族の命を守るためだけに生きようとするジョンの一徹な生きざまにひかれた。そうこうするうちにもウェイは右腕のコーガン(ユルゲン・プロホノフ)に命じて、手段を選ばぬ新手のふたり組の殺し屋リカー(チル・シュエイガー)とコリンズ(ダニー・トレオ)を繰り出し、ジョンの大切な友人の僧侶までをも惨殺してふたりの抹殺を図る。同時に組織はジーコフの息子を再度殺そうと図っていた。敵とあれば当事者だけでなく家族の命をも冷然と奪う組織と完全に訣別すべく、ジョンはジーコフと息子を救出に向かう。かくして、ジョンは組織の本拠地に乗り込み、死闘の末ウェイを倒すのだった。