リバティーン 2006-04-08 THE LIBERTINE

公開:2006-04-08/製作:2004年    old
イギリス
 

解説

17世紀英国の実在の放蕩詩人ジョン・ウィルモットこと第2代ロチェスター伯爵の壮絶な半生を描いた伝記ラヴ・ストーリー。監督はこれが映画デビューとなるローレンス・ダンモア。脚本は同作の舞台劇版を書いたスティーヴン・ジェフリーズ。音楽は「恍惚」のマイケル・ナイマン。美術は「真珠の耳飾りの少女」のベン・ヴァン・オズ。衣裳も「真珠の耳飾りの少女」のディーン・ヴァン・ストラーレン。出演は「チャーリーとチョコレート工場」のジョニー・デップ、「Jの悲劇」のサマンサ・モートン、「銀河ヒッチハイク・ガイド」のジョン・マルコヴィッチ、「プライドと偏見」のロザムンド・パイクとトム・ホランダーとケリー・ライリーとルパート・フレンドほか。

あらすじ

1660年代。追放されていた詩人ジョン・ウィルモット(ジョニー・デップ)は、妻のエリザベス・マレット(ロザムンド・パイク)と共にロンドンに戻ってくる。バーに立ち寄ったジョンは、国王チャールズ二世(ジョン・マルコヴィッチ)の親族の前で詩を頼まれた際、性描写にあふれた政府批判の詩を読んだという武勇伝を聞かせ、そのあと芝居小屋へ繰り出す。そこでジョンは、隠れた才能を持つ女優エリザベス・バリー(サマンサ・モートン)に出会い、彼女への演技指導を申し出る。翌日から一対一の舞台稽古が始まり、2人はいつしか惹かれ合うようになった。そしてバリーの演技は高い評価を受けるようになる。だがジョンは国王の依頼にもかかわらず、政府をこき下ろす劇を上演して国王を激怒させ、そのまま姿をくらました。数ヵ月後、ジョンは慕っていた若者ビリー(ルパート・フレンド)を連れ、追っ手から逃げ回る生活を送っていた。しかも梅毒により体が弱っている。ますます病気がひどくなっていくジョンを支えるのは、忠実な召使と娼婦のジェーン(ケリー・ライリー)だけ。やがて死期を悟ったジョンは改心し、初めて国王の役に立ち、そしてバリーに会いに行く。バリーはジョンとの娘を産んだことを告げるが、彼の愛は撥ね除けた。結局、ジョンは妻マレットのもとに帰り、33年の短い生涯の幕を閉じるのだった。

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