ジェイン・オースティンの読書会 2008-04-12

公開:2008-04-12/製作:2007年    old
 

解説

『高慢と偏見』などの小説で知られるジェイン・オースティンの作品に、読書会のメンバー6人の人生を描き込んだヒューマンドラマ。全米ベストセラーとなった小説を基に、『SAYURI』の脚本家ロビン・スウィコードが初メガホンを取った。『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントや『ワールド・トレード・センター』のマリア・ベロらが演じる読書会参加者が、オースティンへのアプローチを通して心に抱えた問題とも向き合っていく。彼女たちの悩みに提示されるシンプルな答えが、観る者の心にしみる。

あらすじ

結婚歴6回、今は気楽な独り者のバーナデット(キャシー・ベイカー)は、愛犬の死を悲しむ友人のジョスリン(マリア・ベロ)を励まそうと、「ジェイン・オ-スティンは人生の最高の解毒剤だ」として、オースティンの読書会を企画する。エネルギッシュで魅力的なのに傷つくことが怖くて恋に踏み出せないジョスリン。彼女の高校時代からの友人シルヴィアも、結婚して20数年の夫から突然「他に好きな人ができた」と打ち明けられ、人生最大のトラブルに直面していた。一冊ずつリーダーを決めるのが読書会のルール。オースティンの長編小説は六冊、残り三人を探す三人。まずはオースティンに独自の解釈と深い愛を抱くプルーディー(エミリー・ブラント)、フランス語教師なのに渡仏経験がないこと、夫と趣味が合わないこと、教え子にときめいていることが目下の悩みだ。そして恋多きシルヴィアの娘・アレグラ(マギー・グレイス)。最後はジョスリンが見つけてきた唯一の男性でオースティン初体験の青年グリッグ(ヒュー・ダンシー)だ。各々の家で、時には海辺で、美味しいワインをあけて、尽きないおしゃべりが始まる。まさかオースティンについて語ることで彼女たちの人生が色づき、絡み合い、思わぬ結末にたどりつくとも知らずに……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2008/1/18194

◀︎ Back