シークレット ウインドウ 2004-10-23
公開:2004-10-23/製作:2004年
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解説
スティーヴン・キングの『秘密の窓、秘密の庭』を基に『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のジョニー・デップを主演に迎えて描く戦りつのミステリー。監督は『パニック・ルーム』や『スパイダーマン』で脚本を務めたデビッド・コープ。脇を固める俳優もジョン・タトゥーロやマリア・ベロらの個性派ぞろい。最後まで予測不可能な結末は、キングの原作とは異なる新たな衝撃。
あらすじ
人気作家モート・レイニー(ジョニー・デップ)は、別居中の妻エイミー(マリア・ベロ)との離婚協議による疲労のため、公私共にスランプに陥っていた。そんなある日、彼の家に謎の男ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)が現われる。彼は、モートが自分の小説を盗作したというのだ。モートには全く覚えのない疑惑であり、時期的にも盗作はありえない。しかしシューターは、小説の結末を書き換え、自分の名前で出版することを要求し、執念深くモートを追い詰めていく。モートは友人の探偵、ケン・カーシュ(チャールズ・S・ダットン)に調査を依頼。だがあくる日、エイミーの家が放火で全焼し、モートの盗作疑惑を晴らす雑誌は灰となった。さらに翌日、シューターの目撃者やケンが殺害されてしまう。モートはシューターを操る影の存在について考え、エイミーの今の恋人、テッド(ティモシー・ハットン)を疑い始める。しかし実は、シューターとは、モートの頭の中に住むもう一つの人格だった。モートはエイミーとの不和をきっかけに、自分の中にシューターを生み出してしまったのだ。そしてモートの心身を支配したシューターは、エイミーを殺害し、彼女の遺体を庭のトウモロコシの下に埋めるのだった。