独裁者、古賀。 2015-07-18
公開:2015-07-18/製作:2014年
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解説
伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞受賞作を、受賞者である飯塚俊光が自ら監督した長編デビュー作。地味で存在感のない男子高校生が、一枚の手紙をきっかけに変わっていくさまを瑞々しいタッチで映し出す。出演は「死んだ目をした少年」の清水尚弥、「福福荘の福ちゃん」の芹澤興人、「東京残酷警察」の松木大輔。伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2012中編の部大賞受賞、高崎映画祭2013「若手監督たちの現在」招待、福岡インディペンデント映画祭2014準グランプリ受賞、PFFアワード2014エンタテインメント賞受賞、ムンバイ・ジャパンフィルムフェスティバル・インド招待。
あらすじ
地味で存在感がなくなんの取り柄もない高校生・古賀祐介(清水尚弥)と、友達のいない副島裕子(村上穂乃佳)は、クラス中から押し付けられるように面倒な学級委員に選ばれる。ある日、同じクラスの青木(臼井千晶)と本田(輿祐樹)にいじめられている古賀を副島が庇った事から、いじめの標的が副島に移り、やがて副島は不登校になってしまう。数日後、担任の岡本(松木大輔)から授業のプリントを届けに行くよう頼まれた古賀は、何度か副島の家を訪れる。次第に彼女に思いを寄せる様になった古賀だったが、副島から受け取った大切な手紙を青木に奪われ、それをきっかけに古賀に変化が生じてくるのだった。そんな折、幼い時にいじめから助けてくれた黒柳哲哉(芹澤興人)が古賀の前に現れる……。