ヴィーナス・イン・エロス 天使たちの詩歌(うた) 2012-10-20

公開:2012-10-20/製作:2012年    old
日本,イギリス
 

解説

『3D SEX & 禅』のセクシー女優原紗央莉を主演に迎え、音楽とダンスを一体化しためくるめくファンタジー。かつてはバレエダンサーを志したという今井孝子が初の長編作に挑み、深い森の奥に立つヴィーナス像をめぐる悲恋を踊りと美しい調べに乗せてつむぎ出す。ヒロインが憧れるダヴィデ像にふんするのは、世界を股に掛けるダンサーのアラン・ヴィンセント。日本でも人気があるイギリスの少年合唱団「リベラ」の歌声や、幻想的な物語に心打たれる。

あらすじ

ある深い森の奥に、1体のヴィーナス(原紗央莉)の像がひっそりとたたずんでいる。冬の最後の雪が降り、氷はとけてせせらぎに変わり始める。春が訪れると、ヴィーナスの傍らに、ダヴィデ(アラン・ヴィンセント)とエロス(マーティン・コリンズ)の像が加えられる。ヴィーナスは一瞬で、ダヴィデに恋をする。ある夏の夜、月光の下でヴィーナスはまどろみ、自分が人間に変身した夢を見る。夢の中でヴィーナスは、ダヴィデが自分を愛していることを知る。エロスは2人の仲に嫉妬し、自分をつくった彫刻家に矢を放ち、ヴィーナスを破壊させるため、その心を操ろうとする。そして恋のもつれは悲劇を引き起こす。時が流れ、森は再び冬の気配に包まれ、黄金の落ち葉から純白の雪景色に変わっていく。雪の降るクリスマス・イヴ、7人の天使たちが森を訪れる。彼らはヴィーナスのために歌い、その心を癒してくれた。天使たちは歌い終わると、『メリー・クリスマス!』と言いながらヴィーナスの手を握り、暗闇の中に消えていく。やがて雪は吹雪となり、ヴィーナスに再び劇的な運命の転機が訪れる……。

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