フレンチ・キス 1995-11-18

公開:1995-11-18/製作:1995年    old
 

解説

 M・ライアンとK・クラインによるロマンティック・コメディ。パリでフランス美人と恋仲になってしまった婚約者を取り戻す為、極度の飛行機恐怖症と闘いながらパリへ飛んだアメリカ女性ケイトは、途中でちょっとセクシーだが何やら怪しげなフランス人男性リュックと出会う。性格もなにもかも違う2人は、最初はお互いを牽制し合っていたが、ひょんなことから一緒に婚約者を探し始めることになる……。

あらすじ

青年医師チャーリー(ティモシー・ハットン)との結婚を目前に幸せの絶頂にいたケイト(メグ・ライアン)は、パリに出張中の彼から、電話で突然別れを告げられた。新しい恋をしたから婚約は破棄してくれと言うのだ。耳を疑う彼女は、極度の飛行機恐怖症を必死に克服して、パリに向かう。機内で隣の席に座ったフランス人のリュック(ケヴィン・クライン)は、初対面にもかかわらず、恐怖の原因は、人生や恋を恐れる臆病さだと言う。ケイトが眠った隙に彼は、カナダで盗んだダイヤのネックレスをブドウの苗木に隠して彼女のバッグに忍び込ませた。パリに着いたケイトは、ホテルで美女ジュリエット(スーザン・アンビー)と歩くチャーリーを目撃してショックを受ける。おまけに詐欺師のボブに持ち物全部を盗まれてしまう。そこへ駆けつけたリュックはボブのアパートで苗木を取り返すが、ネックレスはどうやらケイトが持ち去ったバッグの中らしい。チャーリーたちがカンヌへ向かったことを知ったケイトは夜行列車に乗り込み、リュックも後を追って合流する。夜が明けて列車がプロヴァンス地方の田園地帯を走る頃、ケイトがチーズの食べすぎで吐き気を催し、仕方なく二人は小さな駅で途中下車する。ここはリュックの故郷で、実家のブドウ園を賭け事で取られて以来、家族や親戚たちとはうまくいっていなかった。彼はいつか荒れ果てた土地を買い戻し、立派な農園にするのが夢だと語る。その時、既にケイトは彼が宝石泥棒だと知っていた。カンヌでもドジばかり繰り返すケイトを見かねて、リュックは恋の奪回作戦を授ける。じらし作戦が功を奏し、チャーリーはケイトをディナーに誘う。喜ぶケイトに刑事のジャン=ポール(ジャン・レノ)が声をかけ、明日、匿名でネックレスを返せば、彼を逮捕しないと約束する。そして夜。ケイトは自分がリュックを好きになっていることに気づく。ネックレスを返した彼女は、リュックと共に彼の故郷へ向かった。

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