ギヴァー 記憶を注ぐ者 2015-09-05 The Giver

脚本:マイケル・ミトニック,ロバート・B・ウィード
公開:2015-09-05/製作:2014年    old
アメリカ
 

解説

ロイス・ローリーのSF児童文学「ギヴァー 記憶を注ぐ者」を、『ソルト』などのフィリップ・ノイス監督が映画化。欲望や憎悪などの感情が排除され、争いもない近未来の管理社会を舞台に、記憶を受け継ぐ使命を与えられた若者がある人物との出会いを通じ、平和な理想郷のいびつさに気付いていく姿を描く。キャストにはオスカー俳優ジェフ・ブリッジスとメリル・ストリープ、『マレフィセント』などのブレントン・スウェイツ、人気歌手テイラー・スウィフトら豪華な面々がそろう。

あらすじ

近未来、人々は新しい社会を作り上げることに成功。ここでは誰も過去の記憶を持たず、完全に平等で、争いもなく、“恐れ”や“苦痛”“憎悪”はもはや死語と化し、人々の記憶から消し去られていた。そんな中、このコミュニティで育ったジョナス(ブレントン・スウェイツ)は、「記憶を注ぐ者」(ジェフ・ブリッジス)というすべてのコミュニティの記憶を保持する唯一の人物と過ごし始める。「記憶を注ぐ者」はジョナスに、これまで人間が為してきたことを伝えようとしていた。それは人間が本来持つ感情、すなわち“恐れ”や“苦痛”“憎悪”をも伝えることとなり、やがてジョナスはこの場所に隠された過去の暗く最悪な真実を見つけ出していくのだった……。一方、コミュニティの平和を維持する使命を担う主席長老(メリル・ストリープ)は、彼女自身がジョナスを次世代に記憶を伝える役割である「記憶の器」に任命したにも関わらず、彼が「記憶を注ぐ者」と接触することでコミュニティを破壊するのではないかと危惧し始める……。

Add files...   
画像をこちらに
 
movieimg/2015/1/17904

◀︎ Back