アダプテーション 2003-08-23

公開:2003-08-23/製作:2002年    old
アメリカ
 

解説

 脚本家チャーリー・カウフマンは「マルコヴィッチの穴」の成功で、一躍次回作を期待される存在となった。そんな彼のもとにある日、仕事の依頼が舞い込んでくる。それは、作家スーザン・オーリアンがフロリダで蘭を不法採集した栽培家ジョン・ラロシュを描いたノンフィクション『蘭に魅せられた男』の脚色。だが、チャーリーはさっそく作業を始めるものの、全然アイデアがまとまらず悶々とした日々が続く。一方、彼とは対照的に陽気な双子の弟ドナルドも脚本家めざして養成セミナーに通い始め、あっという間に脚本家デビューを果たす…。

あらすじ

「マルコヴィッチの穴」の脚本で大成功を収めたチャーリー・カウフマン(ニコラス・ケイジ)は、スーザン・オーリアン(メリル・ストリープ)の著書の脚色を依頼される。それはフロリダで蘭を不法採集した栽培家のジョン・ラロシュ(クリス・クーパー)を追ったもの。しかしチャーリーは執筆に行き詰まり、ガールフレンドのアメリア(カーラ・シーモア)とも微妙な関係から進展できず、不埒な妄想が膨らむばかり。一方、双子の弟ドナルド(ニコラス・ケイジ、二役)は、ロバート・マッキー(ブライアン・コックス)の脚本家養成セミナーに参加して感銘を受け、あっさり書き上げた脚本が高い評価を受けてしまう。チャーリーは苦々しい思いを爆発させるが、ついに脚本に自らを登場させるアイデアを思いつく。そしてスーザンに会おうと決心するのだが、やがてドナルドと一緒に、マイアミまで彼女を追いかけていくことに。そこでスーザンとラロシュの不倫現場を目撃してしまった兄弟は、ラロシュに殺されそうになる。結局ドナルドは自動車事故で死亡。ラロシュはワニに襲われて死亡した。なんとか逃げ帰ったチャーリーは、まるでドナルドの人格が融合されたように、アメリアに初めて愛の言葉を告げるのだった。

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