テイク・シェルター 2012-03-24 TAKE SHELTER
監督:
ジェフ・ニコルズ
脚本:ジェフ・ニコルズ
公開:2012-03-24/製作:2011年
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解説
大災害発生の恐怖にかられた男の狂気を描き、第64回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリをはじめ、さまざまな映画祭で絶賛されたサイコ・スリラー。メガホンを取るのは、本作が長編2作目となるジェフ・ニコルズ。世界終えんの妄想に錯乱(さくらん)していく主人公を、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でオスカー候補になったマイケル・シャノンが怪演。夫の不可解な言動がまったくわからず悩む妻を、『ツリー・オブ・ライフ』『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のジェシカ・チャステインが演じる。
あらすじ
その悪夢はある日突然はじまった―。田舎町の工事現場で働くカーティス(マイケル・シャノン)は、耳の不自由な娘ハンナ(トーヴァ・スチュワート)と妻サマンサ(ジェシカ・チャステイン)と慎ましくも幸せに暮らしていたが、あるときを境に、たびたび大災害の悪夢に悩まされるようになる。そのあまりに恐ろしいイメージは日ごとにリアルさを増していき、やがてその恐怖に取り憑かれてしまうカーティス。近いうちに必ずや地球規模の天災が発生すると信じてやまない彼は、家の近くに深く穴を掘り、避難用シェルター作りに没頭し始めるが、家族や友人はまったく彼の行動に理解を示さず、むしろ不信感を募らせる一方だった。果たして、カーティスの常軌を逸した言動は哀れな妄想なのか、それとも……。