ライトスタッフ 1984-09-08

公開:1984-09-08/製作:1983年    old
 

解説

 人類初の有人宇宙飛行をめざす男たちをドキュメンタリー・タッチで描きアカデミー四部門(編集賞、作曲賞、音響賞、音響効果賞)に輝いた感動のドラマ。ロケットの弾道飛行に成功したアメリカは、次いで、有人宇宙ロケットを新たな目標として掲げていた。それに選ばれたのは、空軍パイロットの中でも特に優れた資質“ライトスタッフ”を持つ男たちであった……。

あらすじ

1947年10月、空軍パイロットのチャック・イエーガー(サム・シェパード)がXー1ロケットで初めて音速の壁を破った。ゴードン・クーパー(デニス・クエイド)が妻トルーディ(パメラ・リード)とエドワーズ空軍基地にやってきたのもこの頃だった。2人はガス・グリッソムと彼の妻ベティ、デイク・スレイトンと彼の妻マージに会う。妻たちは夫が墜落死するかもしれないという悪夢を共有していた。57年10月、ソ連がスプートニクの打ちあげに成功。驚いたアイゼンハワー大統領は、パイロットの中から宇宙飛行士を選ぶように命じた。イエーガーは「実験室のネズミ」になる気はなかったが、多くのパイロットが興味を示した。ニュー・メキシコのアルバカーキで、適格検査が行なわれ、その結果、7人が選抜された。スコット・カーペンター、アラン・シェパード(スコット・グレン)、ジョン・グレン(エド・ハリス)、ウォーリー・シッラ、それにクーパー、スレイトン、グリッソムで、彼らは一夜にして英雄となった。訓練は厳しかった。彼らは連帯して、彼らを実験動物的に扱うNASAの科学者、エンジニアに抵抗した。61年、シェパードがアメリカ人として、初の宇宙飛行に成功した。つづくグリッソムは、着水時にカプセルのハッチが爆破するという不幸な事故で、妻のベティが待望していたホワイト・ハウスには招かれなかった。次にジョン・グレンが宇宙へ飛び出した。宇宙飛行士とその妻たちはヒューストンのアストロドームで、リンドン・B・ジョンソン副大統領の催した大祝賀会に参加する。その後、カーペンター、シッラが有人軌道飛行をなしとげ、イエーガーはNFー104スター・ファイターに乗り、途中できりもり状態になるが、九死に一生を得た。63年5月、クーバーはジェミニ5で190時間56分の耐久時間の記録を樹立した。(ワーナー映画配給*2時間40分)

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