friends after 3.11【劇場版】 2012-03-10
公開:2012-03-10/製作:2011年
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解説
独特の映像世界で定評のある岩井俊二監督が、東日本大震災後に出会ったさまざまな立場の友人たちと、震災を経た日本の現在と未来を語り合うドキュメンタリー。311後原発問題に関心を持ったという女優の松田美由紀をナビゲーターに迎え、震災後ツイッターなどを通じて出会った友人や学識者たちに取材を敢行。「原発のウソ」の著者である小出裕章、元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志、『ヒバクシャ 世界の終わりに』などの鎌仲ひとみ監督ら多彩な立場の人々が語る言葉が胸に響く。
あらすじ
2011年3月11日。日本中に忘れ難い傷痕を残した東日本大震災が発生。多くの命や大切なものが失われ、福島第一原発はチェルノブイリ以来の原子力発電所の大事故を引き起こした。そしてこの震災は、津波の被害だけでなく、原発問題や政治、文化といった日本のあらゆる点について、改めて考え直すきっかけとなった。脱原発宣言を掲げて話題となった城南信用金庫の理事長・吉原毅、京都大学原子炉実験所助教授であり『原発のウソ』の著者・小出裕章、環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也、脱原発を宣言して被災地での講演などに奔走する山本太郎、元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志など、様々な立場の“友人たち”が語るその思いや明かされる事実は、震災後1年たった今、忘れてはいけない真実とともに私たちの胸に突き刺さる。