CMタイム 2012-11-10
監督:
久保田誠二
脚本:久保田誠二
公開:2012-11-10/製作:2011年
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解説
数多くの映画、ドラマ、舞台などに出演してきた女優・黒木瞳が、身勝手な演歌スターを熱演する爆笑コメディー。CM制作の現場を舞台に、アクの強いタレントたちに振り回される広告代理店社員やスポンサーたちのドタバタ劇を映し出す。ヒップホップスターにふんするのは、『ガクドリ』の加藤和樹。『闇の子供たち』などの豊原功補や『僕等がいた』シリーズの本仮屋ユイカが広告代理店社員を演じている。トラブル続出でカオスのような展開に翻弄(ほんろう)される。
あらすじ
広告代理店・電報堂の社員・三上(豊原功補)は、スポンサーのタイガードリンクに対してプレゼンテーションを行っている。三上はタイガードリンクの新商品“9”のCMに、演歌歌手の城之内つばめ(黒木瞳)、ヒップホップスターのレオナルド八田(加藤和樹)、時代劇俳優の大菩薩金五郎(中村嘉葎雄)の3人を起用するというプランを提案する。城之内つばめの大ファンである宣伝部部長の高木(モト冬樹)は、そのプランを採用する。高木が城之内つばめのファンであることを、三上はリサーチ済みだったのだ。しかし、城之内つばめと大菩薩金五郎はなにやら過去に因縁があり、犬猿の仲だった。CMの撮影日当日、険悪な雰囲気の城之内つばめと大菩薩金五郎に、三上やその部下の真理(本仮屋ユイカ)はさんざん振り回される。さらに、レオナルド八田が新興宗教の広告塔だったという問題も発生し、撮影スタジオはますます混乱していく。こんな状況で、CMは無事に撮影できるのか……?