あらすじ
16世紀後半、カトリックとプロテスタントの間に起きた宗教戦争で分裂状態のフランスの田舎貴族ブラントーム(リシャール・ボーランジェ)は女性のことしか考えていなかった。40歳になった彼は、残りの人生を女たちに捧げることを決意する。彼は宮廷の中のすべての女たちと付合おうとする。感傷的で情熱的なヴィクトワール(イザベラ・ロッセリーニ)、魅惑的で謎めいたマルゴ王妃(マリアンヌ・バスレー)・・・。彼女たちとの情事を永遠に残すために、ブラントームは作家になることを決意し、彼が関ってきた女たちについて書き始める。彼女たちの名は、ブラントームの名とともに、後世まで残ることになるのであった。