ふぞろいな秘密 2007-06-16

監督: 石原真理
脚本:右田昌万,石原真理
公開:2007-06-16/製作:2007年    old
日本
 

解説

女優の石原真理子が女優生活25周年を記念して発表した、同名の自叙伝を映画化したリアルなラブストーリー。石原が自ら監督と脚本を担当するほか、ナビゲーターとして映画本編にも登場。もっとも激しい恋愛だったと告白した、ある男性との運命の出会いから別れまでがつづられる。20代の石原役を本作が復帰、初主演映画となる後藤理沙が演じる。ひたむきに相手を信じ、身を焦がすほどの恋愛に苦悩するヒロインの姿に共鳴する感動作。

あらすじ

中学生の頃、両親の離婚を経験した石原マリコ(後藤理沙)は、父が母に振るう暴力に嫌悪感を抱いていた。高校生になり、美しく成長したマリコはプロダクションにスカウトされたことをきっかけに、女優デビューを果たす。出演したCM・ドラマは次々と大ヒットして、マリコは瞬く間に時の人となる。ある日、マリコの元へプレゼントが届けられる。贈り主は、同じ事務所に所属するバンド、セーフティゾーンのメンバー山置洋二(河合龍之介)だった。山置は、マネージャーを通してマリコをセーフティゾーンのライヴに誘い、マリコは山置のステージに魅了される。ライヴの最中にも熱い視線を交わす2人が運命的な恋に落ちるのに、時間はかからなかった。山置はマリコをイメージして曲を書き、ヒットチャートで1位を連発する。人気絶頂で多忙な者同士だったが、人目を忍んで逢瀬を続け、関係は順調に続いていくかのように思えた。しかし、山置には妻がいた。結婚は戸籍上だけのことと説明する山置に頼まれ、マリコは彼の結婚指輪を投げ捨てる。だが、清純派女優とアーティストの不倫同棲愛はマスコミの格好の餌食となった。騒ぎを鎮めるため、事務所の方針でマリコは1人きりの記者会見を開く。やがて、マスコミに追われるストレスとヒット曲を発表し続けなければならないプレッシャーから、山置はマリコに暴力を振るうようになる。最愛の人の豹変にマリコはショックを受け、深い悲しみに襲われる。それでも山置への愛を貫こうとするマリコだが、加速する暴力に次第に違和感を抱くようになり……。

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