三十路色情飼育 -し・た・た・り- 2002-11-29
公開:2002-11-29
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あらすじ
純子は小さな会社の事務員として働く、地味で真面目で目立たない女。ある日、隣に越してきたミドリが彼女の生活に入り込んできたことから純子の生活は180度変わった。派手で賑やかで男出入りの激しい彼女は、酔って拾った男が変態だから匿って欲しいと純子の部屋に上がりこんできた。
その夜、純子はその男に犯されそうになる夢を見る。目覚めると手首や足には撫り跡や縛られた跡が残されていた。彼女の祖母は東北の田舎で巫女をしており、純子自身も白日夢のような体験をすることもあった。
それ以来、純子は他人の性体験を追体験する特異な能力を持ちはじめた。
社長室でふと見つけたルージュの付いたティッシュからは、社長室で絡み合う社長と女の姿が見え、ミドリが寝たベッドに残された髪の毛からは、彼女が若い男から金を受け取って抱かれる痴態が見えた。
そんなある日、純子は夢から醒めて慌てて家を飛び出すと、夢の中の男と鉢合わせした。それは夢とは違うイメージの、善良で気弱そうな茂だった…。