フランス組曲 2016-01-08

公開:2016-01-08/製作:2015年    old
イギリス,フランス,ベルギー
 

解説

アウシュビッツで命を落とした作家、イレーヌ・ネミロフスキーの未完となっていた小説を基にしたヒューマンドラマ。ナチス・ドイツ占領下のフランスを舞台に、音楽を通じて心を通わせるフランス人女性とドイツ人将校の姿を見つめる。メガホンを取るのは、『ある公爵夫人の生涯』などのソウル・ディブ。『マリリン 7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズ、『イングリッシュ・ペイシェント』などのクリスティン・スコット・トーマスら実力派が顔をそろえる。彼らが織り成すストーリー展開や、重厚かつ繊細な映像も見どころ。

あらすじ

1940年6月。ドイツ軍の爆撃にさらされたパリは無防備都市となり、フランス中部の町ビュシーにパリからの避難民が到着した頃、独仏休戦協定が締結、フランスはドイツの支配下に置かれた……。結婚して3年、戦地に赴いた夫を待つ妻リュシル(ミシェル・ウィリアムズ)は、厳格な義母(クリスティン・スコット・トーマス)と大きな屋敷で窮屈な生活を送っていた。そんなある日、屋敷にドイツ軍中尉ブルーノ(マティアス・スーナールツ)がやって来る。緊迫した占領下の日々の中、ピアノと音楽への愛を共有するリュシルとブルーノ。やがて二人はいつしか互いの存在だけが心のよりどころとなっていく。それは同時に、狭い世界に生きる従順な女性だったリュシルが、より広い世界へと目を向ける転機にもなっていくのだった……。

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