京女、今宵も濡らして 2002-03-19
公開:2002-03-19
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あらすじ
京都の由良家は平安時代から続く口寄せの家系で血縁結婚を繰り返してきた女系家族。和服デザイナーの雅子は母・寿美子の反対を押し切って恋人康雄と結婚したが、彼は謎の死を遂げた。町の人はそれを「口寄せの呪い」だと噂した。現在、雅子は寿美子と継父の重造、兄の歌名雄と千鶴夫婦、姉の美也子と暮らしている。
ある日、寿美子が男性客長谷川相手に口寄せをしていた。白装束を身にまとった彼女に長谷川の死んだ恋人の霊が憑依した。長谷川は死んだ恋人の霊から彼女の残した通帳と実印の在り処を聞き出そうとしていた。
翌日、山道に停まった車の中で、長谷川と千鶴が交わっていた。二人は愛人関係にあり、彼の死んだ恋人の残した金で駆け落ちしようと企んでいたのだった。雅子は二人の逢引の現場を目撃し…。