春画夫婦の秘かな愉しみ 2006-07-14
公開:2006-07-14
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あらすじ
閑静な住宅街にある和風の古めかしい邸宅、桂木家。後妻の美佐代は火照った体を持て余し、夫・慎介の仕事部屋へと向かう。慎介は美人画の錦絵を描いていた。明日までに完成させなければならないという慎介にあしらわれ、美佐代は浴室で自身を慰めた。
翌朝、内弟子の学生・樫山を送り出し、慎介を起こした。昼過ぎに画商の太田黒がやって来た。彼はこれからは売れる枕絵を描いて欲しいと慎介に頼み、参考資料として春画画集を置いていった。
そんなある日、美佐代は兄嫁の綾子から呼び出しを受ける。綾子は美佐代の幸せだという言葉に疑念を露にし、慎介の悪口を言った。美佐代は綾子に女として敵意を感じた。樫山が連れてきた若い女たちをモデルに、慎介は春画を描きあげた。太田黒はその絵に満足しながらも、濃厚なまぐあい図がいいと、風俗上がりのモデル・紅子を紹介した…。