喪服未亡人 四十九日の情事 2014-02-28
公開:2014-02-28
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あらすじ
雪乃は海外出張先で突然死した夫・忠の葬儀を終え、脱力感で一杯だった。妹・さくらが帰り、独りになると夫の幻影が現れ雪乃を激しく求めた。我に返り、彼がいないことを実感した雪乃は自身を慰めた。
数日後。遺品整理をする中で、数十年前の日付と相手の名前が記された夫の金銭借用書が見つかる。そこにある三輪の家を探し、着いたのは民宿のペンションだった。三輪は雪乃をお手伝いさんの応募と勘違いし、手短に説明を終えるとエプロンを預けた。雪乃は圧倒され、仕方なく廊下の掃除を始める。
一仕事を終え三輪と食事を始めると、彼は雪乃が学友・忠の妻と知り謝罪し、忠の死に驚いた。三輪は離婚歴があり、民宿を一人で切り盛りしていた。彼の好意で宿泊し、大きな湯船に浸かると、隣りの男風呂から良美と洋司の夫妻が絡みあう嬌声が聞こえてきた。逃げ出すように風呂を出た雪乃が食堂にいると、二人が現れた。彼らはたまの週末になると介護疲れのストレス発散に女性客を物色し楽しんでいるのだと三輪は雪乃に詫びた。部屋に戻った雪乃は悶々とした疼きをオナニーで紛らわせた。
翌朝。海岸を散歩する雪乃は仕入れ帰りの三輪に会う。三輪は近所の観光地を案内したいと申し出、雪乃はもう一泊することになる。そんな中、さくらから突然電話が入り、心配だから会いたいとペンションへ現れる…。