ギリギリの女たち 2012-07-28

公開:2012-07-28/製作:2011年    old
日本
 

解説

『バッシング』『ワカラナイ』などで世界的に評価されている小林政広監督が、東日本大震災に触発されて撮り上げた人間ドラマ。長い間離れ離れで暮らしてきた3姉妹が、まだ震災の爪跡が残る自宅に偶然集い、互いにののしり合い、傷つけ合いながらも前を向いてさっそうと生きる様子を映し出す。長女を、小林監督の『愛の予感』に出演した渡辺真起子、次女を『クヒオ大佐』の中村優子、三女を『代行のススメ』の藤真美穂が熱演。たくましくも切ない彼女たちの魂の叫びが胸に突き刺さる。

あらすじ

2011年の夏。震災の傷跡が残る気仙沼市唐桑町にある一軒家。震災を機に、ダンサーの長女・高子(渡辺真起子)がニューヨークから実家へ帰ってくる。15年ぶりにわが家で彼女は、同じく故郷を離れ、東京で主婦をしている次女・伸子(中村優子)と再会。ふたりの会話はどこかぎこちなく、噛み合わない。そんな中、姉たちに取り残され、一人で家を守り続けてきた三女の里美(藤真美穂)が現れる。里見は突然戻ってきた身勝手な姉たちに対して、ため込んでいた怒りを爆発させる。バラバラになってしまった3姉妹。傷つき合いながら、徐々に互いの気持ちを吐き出し、やがて彼女たちの心に変化が訪れる……。

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