先生あした晴れるかな 1994-08-29

公開:1994-08-29/製作:1994年    old
 

解説


 坂田和子の『せんせい、あした晴れるかな―5年5組ものがたり』をもとに、下島三重子が脚本を書き中山節夫がメガホンをとった児童向け教育映画。中学受験をテーマに、子供とその教師、両親たちの姿を描く。小室等が音楽を担当。
 母親のすすめで私立中学受験を目指すことになった小学五年の桜井太は、大好きだったサッカーをやめて塾に通い始めた。両親が離婚した小学五年の米山圭二は、同居する母がデパートで働いているため、学校帰りにコンビニやゲームセンターに立ち寄るようになった。そんな二人が突然荒れ始めたことから、担任の加藤千尋は子供たちの心をつかもうと努力するのだったが…。

あらすじ

小学校5年生の桜井太と米山圭二。太は母親貴子の勧めで私立中学受験をめざすことになり、大好きだったサッカーをやめ塾に通い始める。圭二は両親が離婚し、一緒に暮らしている母親清子がデパートで働いているため、放課後はひとりコンビニやゲームセンターなどでうろついていた。この二人がある日突然荒れだした。担任の加藤千尋(ちひろ)は「二人には、人に言えない悲しみがあるのかもしれない」と考え、子供たちの心をつかもうと努力を続ける。太と圭二は、親たちの生活と大人の身勝手な振る舞いに翻弄され居場所を失っていたのだ。親たちも二人の子供も固く心を閉ざしていたが、千尋の努力とクラスの子供たちの協力とによって、太と圭二はもとの元気な少年の姿を取り戻すのだった。

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